空海まつり
2024年11月3日
くうかいまつり
11月3日は弘法大師空海の父、佐伯善通の御命日と伝えられています。空海まつりは、弘法大師が高野山よりお里帰りをしてご両親、ご先祖様へ御法楽をささげる法会が中心となる行事です。
弘法大師の尊像を乗せた輿は御影堂を出立し、市中練供養がおこなわれます。輿には、稚児、御詠歌衆がともない、市街地を巡って伽藍へと戻ります。そして、ご両親をおまつりする佐伯祖廟前において「佐伯祖廟御法楽」が執り行われ、ご両親のそしてご先祖様の御恩に対し感謝の祈りをささげます。こののち、弘法大師の御尊像は御影堂へと戻られ、「弘法大師坐像里帰り法要」が営まれます。
同日、伽藍(東院)では市がひらかれ、奉賛行事としての「泣き相撲」や「獅子舞奉納」などさまざまな催しがおこなわれます。また、宝物館では国宝・一字一仏法華経序品の特別公開(11月3日のみ)を予定しています。
日時 | 11月3日 |
場所 | 佐伯祖廟 御影堂 |