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御影池

佐伯家の方々がお住まいの頃は、その邸宅の庭にあった池でした。お大師さま入唐留学の折、自身を水面に映し、自像を描いて母君に差し上げられたと伝わり、この池の名を「御影池」といいます。中央には、弘法大師が御入定後に住まわれるという兜率天(とそつてん)の教主である弥勒菩薩坐像を安置し、修行中のお大師さまとご両親の像がとり囲みます。