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親鸞堂

浄土真宗の開祖、見真大師親鸞(けんしんだいししんらん)をおまつりするお堂です。内陣の黒漆塗り厨子内には、木造の親鸞坐像が安置されています。笑みを浮かべる親しみやすいお顔だちです。木彫の親鸞像は珍しく、別名を「鎌田の御影」といいます。

親鸞聖人の師である法然上人が参詣した善通寺に自らも訪れたいという願いを果たせず、その願いを込めこの木像を送られたと伝わっています。

この他、善通寺には法然上人が建立したと伝える逆修塔があり、鎌倉時代に参詣したと伝わっています。法然上人の弘法大師空海に対する敬意の念はおそらく親鸞にも受け継がれ、浄土真宗の門徒による堂宇の建立へとつながったのでしょう。